SUPER GT第7戦オートポリスは、LEXUS勢が上位を独占!最終戦は一騎打ちに持ち込む

SUPER GTの第7戦が九州・大分のオートポリスで開催され、KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ組)が今季初優勝。2位にau TOM’S LC500(中嶋一貴/関口雄飛組)が入り、TOM’Sが今季2度めのワンツーを達成。

さらに、WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/山下健太組)、ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明組)が続いて、LEXUS勢がトップ4を独占。

さらにGT300クラスもK-tunes RC F GT3(新田守男/中山雄一組)が10番手スタートから追い上げて今季2勝目をマークした。

予選はNSX-GTが速さを見せる

20日(土)の午後、路面温度30度の中で行われた公式予選ではNSX-GTとBSが威力を発揮。ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組)を筆頭に、KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組)、RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン/山本尚貴組)が上位を独占した。


その後ろにau TOM’S LC500、KeePer TOM’S LC500が並ぶ格好に。
いっぽう下位に沈んだのは日産勢。カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)の11番手が最上位という状態で全車Q1敗退に終わった。

LEXUS勢が速さを見せつける

翌21日(日)に行われた決勝レースは、朝から好天に恵まれ、気温17度、路面温度36度のコンディションの中、65周で争われる戦いの火蓋が切って落とされた。

2列目4番手スタートのau TOM’S LC500の中嶋一貴が絶好のダッシュを決めて3位へと浮上。予選ではNSX-GT勢の後塵を拝することとなったLEXUS勢だったが、決勝ではライバルを上回る速さを見せ、各車が次々にポジションアップ。


特にau TOM’S LC500は11周目、12周目で2台続けてかわしてトップに浮上。後続を引き離していく。しかし、19周目にGT300クラスでスピンした車両がコース上にとどまった為、20周目にセーフティーカーが導入。
2位以下と8秒以上あったギャップが一気に縮まってしまう。これより少し前、WedsSport ADVAN LC500の山下が16周目にピットインして2ストップ作戦を決行していた。


25周目にセーフティーカーが退出してレースが再開されると、まず動き出したのがNSX-GT勢。各車がピットへと向かった。

いっぽうのLEXUS勢はハイペースで周回を重ねる展開に。
LEXUS勢が動き出したのは29周目。1位のau TOM’S LC500と2位のKeePer TOM’S LC500が揃ってピットイン。2台ともNSX-GT勢の前で戦列に復帰する。

2ピット作戦のWedsSport ADVAN LC500は2度めのピットインのタイミングを引っ張り、山下も好ペースで快走。41周終了時点でピットへ向かい、国本へとドライバー交代を行ってもなお3位でコース復帰。全車ドライバー交代終了時点で、LEXUS勢が上位4台を独占する形となった。
あとはコース上での戦い。トップと2位のTOM’S陣営の差は数秒で推移する手に汗を握る展開。しかし、レース終盤に2番手のKeePer TOM’S LC500が首位au TOM’S LC500を猛追。60周目に1号車がトップに踊り出ると、そのままチェッカー。

これによりポイントランキングで67ポイントでRAYBRIG NSX-GTと並んだKeePer TOM’S LC500。会見でドライバーの平川は「最終戦は100号車だけを見て、その前でゴールすればいいわけですし、我々の車はもてぎではいつも相性が良いので、自信を持って臨みたいです」とチャンピオンへの手応えを感じていたようだった。

新田が通算20勝をマーク!

GT300クラスは、予選でポールを決めたのはHOPPY 86 MC(松井孝允/坪井 翔組)。2番手にGAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹組)、マッハ車検 MC86 Y’s distraction(坂口夏月/平木湧也組)と、横浜タイヤ勢が上位を独占。しかし、決勝ではBS勢が強さを見せつける格好に。

しかし10番手からスタートを切ったK-tunes RC F GT3はスタートを担当した中山雄一が好ペースで順位を上げ、ライバル勢がピットインしていくことで首位に浮上すると、規定ぎりぎりまで走り続けて後続とのマージンを確保。40周目を終えた時点で中山雄一からベテラン新田へとドライバーチェンジ。ピットの素早い作業にも助けられ、首位のままコースへと復帰してトップチェッカーを受けた。新田は通算勝利数で最多タイの20勝目をマークした。2番手にリーガルフロンティア ランボルギーニGT3(佐藤公哉/元嶋佑弥組)が入り、3番手には、今季から参戦したModulo KENWOOD NSX GT3(道上 龍/大津弘樹組)が表彰台に上がった。


GT300クラスのポイントランキングは、AUTOBACS RACING TEAM AGURIがトップを維持。 K2 R&D LEON RACING、GOODSMILE RACING&TeamUKYOが続き、K-tunes Racing LM corsa、aprが最終戦にチャンピオン奪還の望みをつなげた。

SUPER GT最終戦は、11月10日と11日、ツインリンクもてぎで行われる。

 

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