スーパーGT第3戦決勝、GT300クラスはK-tunesが大逆転で今季2勝目を飾る

スーパーGT第3戦「SUZUKA GT 300km RACE」の決勝レースが5月26日、三重県・鈴鹿サーキットで開催された。
GT300クラスは96号車 K-tunes RC F GT3 新田守男/阪口晴南が、2年連続で鈴鹿戦を制し、早くも今季2勝目を挙げた。

 

 

気温29度と、5月とは思えない猛暑が列島を包んだ決勝日。
快晴に恵まれたこともあり、今季初開催となったパレードラップを三重県警の白バイ、パトカーが先導した。

フォーメーションラップが開けると、ポールポジションからスタートした25号車 HOPPY 86 MC 佐藤公哉が抜群のスパートを見せる。後方では3番手スタートの96号車 K-tunes RC F 新田守男が2位に、さらに61号車 SUBARU BRZ 山内英輝も3番手に浮上するなど、順位変動も起きていた。

25号車は徐々に2位とのギャップを築いて万全のペースで早くも逃げるのかと思いきや、17周目にGT500クラスで発生したクラッシュにより、セーフティカーが導入されてしまい、この影響でギャップを失ってしまった。

マシンの撤去に時間がかかり、レースが再開されたのは23周目。
間もなくレースの折り返しということもあり、レースが再スタートを切ると、多くの車両がピットに向かった。
トップをゆく25号車もこのタイミングでピットインすると、ドライバー交代に給油を済ませ、タイヤは無交換でコースに復帰する。

その2周後に96号車 新田守男がピットに入ると、タイヤ4本交換を含むフルサービスで坂口晴南にマシンを託す。
コースに戻ると、一度はオーバーテイクした5号車 ADVICS マッハ車検 MC86 マッハ号 坂口夏月の先行を許してしまう。5号車はタイヤ無交換で戦線復帰していた。
しかし31周目のシケインで5号車を96号車がパスすると、これで2位に復帰。さらに前をゆく25号車を追いかける展開に。

 

 

気温の上昇によるタイヤのタレと戦っていた25号車だったが、4本交換した96号車とのペース差は大きく、猛追を許してしまう。迎えた42周目、ダンロップコーナーを立ち上がると、96号車はイン側から25号車に並び、折り返しのデグナーカーブ進入でアウト側からマシンを前に出してオーバーテイクに成功すると、96号車がトップに立つことに成功する。

今季がルーキーイヤーの坂口は開幕戦優勝の際、マシンに乗ることなく1勝目を飾ってしまったが、今回は文句なしのハイペースを見せつけ、危なげなくマシンをチェッカーに運び、チームは2年連続の鈴鹿優勝で今季2勝目を飾った。

2位争いは25号車、5号車、そして61号車がファイナルラップまで混迷する。
かろうじて3位以下を抑えていた25号車だったが、ゴール目前のシケイン進入でオーバーランすると、この機を逃さずに5号車、61号車が次々と25号車をパスし、それぞれ2位、3位フィニッシュとなった。

 

 

5号車はチーム初の表彰台獲得、61号車も前戦富士500km戦のリタイヤからの表彰台獲得とあり、両ドライバーともに喜びを爆発させていた。
25号車は、着実に順位を上げていた4号車 グッドスマイル 初音ミク AMG GTにもパスされてしまい、5位でレースを終えた。

■レースダイジェストは以下の通り

次戦第4戦は6月29-30日に、海外戦であるタイのチャン・インターナショナル・サーキットで開催される。

 

ニュース提供:STN NEWS MEDIA

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