スーパーGT開幕!GT300クラス予選はARTAが完全制覇でポール獲得

スーパーGT2019年シリーズの開幕戦が4月13日、岡山県・岡山国際サーキットで公式予選が開催された。

GT300クラスでは、55号車 ARTA NSX-GT3 高木 真一/福住 仁嶺組が、予選Q1、Q2を通して安定した強さを見せ、ポールポジションを獲得した。

 

 

平年の気温よりも下回ったコンディションで迎えた2019年スーパーGT予選日。
今季は5シーズンぶりの復活となったアストンマーティンのGT3マシン、Vantage GT3の参戦や、ル・マン24時間を制した実績を持つチーム郷がMcLaren Customer Racing Japanとして満を持してMcLaren 720SでスーパーGTに復帰するなど、ニュースの多いシリーズ開幕になった。

予選Q1はA組、B組の2組に分けられ、出走台数を減らして混乱を避ける方式が採用された。

A組では朝の公式練習から好タイムを連発した52号車 埼玉トヨペットGB マークX MCが、公式予選においても強さを維持。1分25秒393のトップタイムで予選を通過すると、これに、88号車 マネパ ランボルギーニ GT3、60号車 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3が続き、予選Q2に進出する。

 

 

今季から参戦した33号車 エヴァRT初号機 X Works GT-RもA組7位で予選Q1を突破する快挙を見せた一方、昨年のチャンピオンチームである65号車 LEON PYRAMID AMGはカットラインギリギリの同8番手でかろうじてQ2に進出した。

B組では、55号車 ARTA NSX GT3がまっさきに1分25秒447でトップに立つと、このタイムを誰も抜くことができずにQ2進出を果たす。
これに10号車 GAINER TANAX triple a GT-R、25号車 HOPPY 86 MCが続いた。

 

 

いよいよポールポジションを決する予選Q2が開始すると、予選Q1A組であっさりタイムを出した55号車が、予選Q2でも残り3分30秒ほどで1分24秒898を記録すると、その後のタイムを記録するマシンは2番手以降にランクインするのが精一杯な状態が続く。
結局このタイムを守った55号車 福住仁嶺がトップタイムであっさりとポールポジションを獲得した。
スーパーフォーミュラにも参戦し、ヨーロッパでの参戦経験も豊富な福住が結果を出した形で、これには今季ペアを組む高木真一も「期待通りの走り。本来ならGT500に乗ってもおかしくないドライバーだけに、いろいろ経験してほしい」と手放しに福住を絶賛した。

2番手には地元岡山の96号車 K-tunes RC F GT3 新田守男/阪口晴南の、こちらも大ベテランと若手のコンビが続き、ポールの高木との最多勝争いも気になる新田との激突が期待されるフロントローを獲得した。

 

 

3番手には埼玉トヨペットGB マークX MC 脇阪薫一/吉田広樹が続いた。
今季からタイヤがブリジストンとなり、朝の公式練習でも両ドライバーが1分25秒台の好タイムを記録する好走を見せていたが、予選でもその強さを発揮した形になった。

昨年までのBMW M6からマシンをNSX GT3にチェンジしたARTAの強さは決勝レースでも通用するのか、はたまた今季から圧倒的な強さを身に着けた埼玉トヨペットの巻き返しが見られるのか、日曜日に開催される決勝レースが楽しみな一戦になることは間違いない。

決勝レースは4月14日、14時30分より82周で開催される。

 

記事提供:STN NEWS MEDIA
写真提供:正木寛之

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