スーパーフォーミュラ第3戦、山本がポールポジション獲得!

全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦が6月22日、宮城県・スポーツランドSUGOで開幕し、公式予選が開催された。

Q3では赤旗中断からのセッション終了のトラブルもあり、その時点でタイムを出していた1号車 DOCOMO TEAM DANDELION 山本尚貴がポールポジションを獲得した。
後味の悪い予選終了とあって、予選後の山本の表情には笑顔はなかった。

 

 

朝のフリー走行後に雨が降ったものの、後に晴れ間もみられたが、公式予選が開始される頃には再びサーキットに雲が立ち込めた。
しかしQ1A組がスタートするまでは雨も降らず、レコードラインはドライコンディションで公式予選はスタート。

予選Q1は、狭いスポーツランドSUGOの特性もあり、A組B組に別れて各10台でのアタックに。

10分間で争われる予選Q1A組では、最初にトップタイムを出したのは65号車 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)。3周目に1分05秒710を記録すると、このタイムをなかなか更新できずにセッションは進行していく。

残り1分、福住仁嶺が渾身のアタックで1分05秒687で牧野のタイムを更新してトップに踊りでる。

そしてチェッカーフラッグが降られると、アタックを継続した20号車 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分05秒680でトップに立ち、Q1A組トップ通過を果たした。
2番手以降は福住、牧野、野尻智紀、塚越広大、エイドリアン・ニューエイがQ1A組を突破。

一方、開幕戦の覇者、ニック・キャシディをはじめ、坪井翔、山下健太、アーテム・マルケロフが敗退した。

続いて開催された予選Q1B組では、1分6秒台で予選が推移したが、19号車 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分05秒761を記録して初めて5秒台のタイムを記録すると、山本尚樹が1分05秒014を出してトップに躍り出る。
セッション終了を告げるチェッカーフラッグが降られると、ノックアウトゾーンにいた18号車 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が1分05秒442という自己ベストタイムを記録してQ2へ進出を果たした。
この結果、山本、関口、小林、アレックス・パロウ、大嶋和也、石浦宏明がQ1B組を通過。
一方、国本雄資、関口、中嶋、ティクトゥムがQ1で敗退した。
特に最初にトップタイムを記録し、アタックをやめていた関口雄飛が通過タイムの読みを外してノックダウンとなってしまった。

 

 

12台に絞られた予選Q2では、ソフトタイヤの使用が認められていることから、レコードラップの更新が期待されるセッションとなる。
まず最初にタイムを出したのは山本で、1分03秒953。これはスポーツランドSUGOのレコードラップを大幅に更新しており、他のドライバーの追随を許さない圧巻のタイムだったことから、1分4秒を切るドライバーはなかなか現れなかった。
上位では、牧野、福住、パロウといった新人や、野尻、塚越、アウアーが続き、ホンダエンジン勢が締めたが、小林がトヨタエンジンユーザー唯一のQ3進出を果たした。

 

 

10分間のインターバルを挟んで迎えたポールポジションを決する7分間の予選Q3では、路面にうっすらと雨粒が落ちてきていたことから、各陣営は一斉にコースインしてタイムを出すべくアタックを開始する。
タイヤを温めて計測3周目からのアタックでは、残り2分を切ったところでNAKAJIMA RACINGのパロウ、牧野が次々とSPコーナー出口でコースオフ。2台がマシンを止めてしまった影響で赤旗が提示されると、セッションを終了する旨の発表が競技団から提示され、呆気なく終了となってしまった。

この時点でアタックしてタイムを出していたのは山本のみで、そのままポールポジションが確定する後味の悪い予選となってしまった。

結果的に山本は今季初のポールポジションを獲得し、2番手に野尻、3番手にアウアー、以下塚越、小林、福住という結果で予選を終えた。

 

 

■予選ダイジェストは以下の通り

スーパーフォーミュラ第3戦の決勝レースは6月24日(日)、68周で争われる。

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